PPI(米国生産者物価指数):FX|通貨ペア

PPI(米国生産者物価指数)

このページでは、経済指標のひとつである【PPI(米国生産者物価指数)】について、記載してみようと思います。


これらの米国経済指標は、注目度が高いので、数値が発表される前に、その予想が出回ります。予想をしているのは、主に大手金融機関のシンクタンクやエコノミストたちです。
大手情報ベンダー(ロイター通信社、プルーンバーグ社などの配信会社)は、それらをまとめて平均値を発表しています。 マーケットは、そうした事前予想値と実際に発表された数値を比較考量して、売買を行います。つまり、予想値よりもよかったのか、悪かったのか、が売買の判断基準になります。

米国貿易収支が赤字でも、ドルが買われる理由

たとえば、米国貿易収支が、その絶対値では巨額の赤字であるにもかかわらず、"事前の予想値よりも赤字額が少なかったこと"を材料に、「ドルが買われる」といったことが、往々に起こります。
米国貿易収支が巨額の赤字であみことは、通常の感覚ならば、「ドル売り」 の材料となるはずです。しかし、事前に発表される予想値をマーケットは織り込み、「発表直前の為替レートが存在している」と考えて、つまり、米国貿易収支発表直前の為替レートは、予想値を織り込んだレートである、と考えて − 予想よりも赤字が小さければ、「ドル買い」の行動に出ます。
実際のマーケットでは、さほど注目されていない米国経済指標であっても、よほどよかったり、よほど悪かったりする場合は、それを材料に為替レートが動いてしまうこともありますが、常に、すべての注意を経済指標に対して払うことは無駄に感じます。
そういう意味で、注目すべき経済指標を、先ほど挙げた5つに絞りました。
米国で発表される騒済指標は、「エコノミストでもない限り、すべてに目を配ることはできないのではないかふと思うくらいたくさんあります。ちょっと書き出してみましょう。

米建設支出・米ISM製造業景況指数米ISM非製造業景況指数・米製造業受注指数

米新規失業保険申請件数・米消費者信用残高・米卸売在庫・米FOMC議事録・米地区連銀経済報告(ベージュブック)・米輸入物価指数・米小売売上高・米ミシガン大消費者信頼感指数・米企業在庫・米ニューヨーク連銀製造業景気指数・対米証券投資・米鉱工業生産・米設備稼働率・米住宅着1件数・米建設許可件数・米景気先行指数・米フィラデルフィア連銀景況指数・米リッチモンド連銀製造業指数・米中古住宅販売件数・米耐久財受注・米新築住宅販売件数・四半期米個人消費・米個人所得・米個人支出・米PCEデフレータ・米消費者信頼感指数・米シカゴ購買部協会景気指数

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